世界最長距離鉄道走行チャレンジ
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「EVOLTA」の記事における「世界最長距離鉄道走行チャレンジ」の解説
2015年11月3日、由利高原鉄道鳥海山ろく線の前郷 - 矢島間の往復22.615kmの距離を特製の乾電池列車で走破してギネス記録に挑むというチャレンジ。埼玉県立川越工業高等学校電気科の「電車班」の生徒達が車体と走行装置を製作し、デザイン科の生徒達が同線を走行するYR-1500形を元にした車両デザインをベニヤ板で製作して、校内でオリジナル電車を合同で製作した。その後、同線に陸送され夜間の試験走行と最終調整を行い、11月3日の走行イベント開催時では、同線の午後の2往復の列車を全線運休としてバス代行運転を実施した上で、前郷 - 矢島間で走行が実施され、12時30分に前郷駅を出発して終点の矢島駅で折り返した後、矢島駅を出発して前郷駅に到着して無事完走した。 2015年11月3日に“Longest distance traveled by a vehicle on a railway track powered by dry cell batteries”として認定。 エボルタ電車幅150cm / 高さ290cm / 長さ410cm / 本体重量約1100kg / 1両編成 素材 - 鉄、木材など 動力源 - 単1形電池エボルタ600本 総重量 - 人を乗せて約2000kg エボルタ電池鉄道ラッピング車両 ギネス記録にちなみ、由利高原鉄道では2016年3月30日より、YR-2000形YR-2002号車にチャレンジ使用車両を再現したラッピングを施して運行している。
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