世界の石干見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 05:21 UTC 版)
中国語では通常、石干見は石滬(繁体字)あるいは石沪(簡体字)と表記される。ミクロネシア連邦のヤップ島では、アッチ(aech)と呼ばれる矢じり形の石干見が知られている。ハワイ諸島では、通常の石干見に加えて、ボラの養魚池に進化した形態のそれも観察されている。南アフリカでは、石干見はアフリカーンス語でフィス・ファイウェル(vis vywer)と命名されており、西アフリカのギニア湾にも石干見は分布している。近年では海洋考古学という脈絡で、先史時代の石干見の考古学的な発掘調査が始まってきている。2019年には、石干見の変種とも考えられているオーストラリア先住民の石造のウナギの罠をそこに含むバジ・ビム文化的景観(en:Budj Bim heritage areas)が、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録された。
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