バッジ・ビム
(Budj Bim から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 14:14 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
|
|||
---|---|---|---|
画像募集中 | |||
英名 | BudjBim | ||
仏名 | BudjBim | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (3), (5) | ||
登録年 | 2019年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
使用方法・表示 |
バッジ・ビム(BudjBim)は、オーストラリア南東部、ビクトリア州にある死火山に関連する文化的景観。 火山が作り出した地形において先住民によるうなぎの養殖といった巧みな水の利用などが評価された。これは数千年に及ぶ営みであり、永続的なエコシステムである。
概要
バッジ・ビムは、ほぼ100平方キロメートルにわたりウナギ漁の仕掛けや堰など複雑なシステムを用いていた歴史があり、遺跡からは一般的に考えられているアボリジニの遊牧生活とは異なる。マウントエクルズ(Mt. Eccles:現在は死火山)の玄武石を利用し、石造りの円形住居を築き定住していたことや養鰻のために川の流れを変えるなどの工事も行っていたといわれている。グンディッジマラ族の子孫によって10年以上にわたり伝えられている。2019年、これらの文化的景観の価値が認められることとなり、ユネスコ世界遺産に登録された。
参考
脚注
- バッジ・ビムのページへのリンク