世界の写真付き切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/19 11:26 UTC 版)
1999年3月にオーストラリア・メルボルンで開催された<メルボルン世界切手展>会場において、デジタルカメラで個人の写真を撮影し切手のタブ(切手シートの中で切手を印刷していない部分)に印刷したのが世界最初の写真付き切手(Pスタンプ=パーソナル・スタンプ)である。 2000年4月にカナダから発行された写真付き切手は額縁型で切手の中央が白色になっており、そこに個人に写真ラベルを貼るタイプのもので、期間限定でサービスキャンペーンが実施された。2003年5月にはフィンランドが切手の中のデザインを自由に配置することができるタイプの写真付き切手をカスタマイズド・スタンプという名称で企業向けサービスとして発行した。 それ以降、世界各国の郵政は次々と工夫を凝らして様々な写真付き切手を発行している。20世紀にはオーストラリア、インドネシア、スイス、シンガポール、タイ、カナダ、イギリス、アイルランド、南アフリカ、フィンランド、フランスで発行された。21世紀に入ると、中国香港、韓国、ニュージーランド、ベルギーなどでも発行され、日本でも2001年8月に東京国際展示場で開催された<日本国際切手展2001>会場において期間限定の試行販売が実施された。
※この「世界の写真付き切手」の解説は、「写真付き切手」の解説の一部です。
「世界の写真付き切手」を含む「写真付き切手」の記事については、「写真付き切手」の概要を参照ください。
- 世界の写真付き切手のページへのリンク