不淨

デジタル大辞泉

ふ‐じょう〔‐ジヤウ〕【不浄】

読み方：ふじょう

［名・形動］

１ けがれていること。また、そのさま。「—な（の）身」「—な（の）金」

２ 月経(げっけい)。

３ 大小便。

４ 便所。「—に立つ」→御不浄

ふ‐ぞう〔‐ザウ〕【不^▽浄】

読み方：ふぞう

［名・形動ナリ］「ふじょう（不浄）」に同じ。

「今宵より—なることあるべし」〈かげろふ・下〉

短編小説作品名辞典

不浄

作者出久根達郎

収載図書虫姫―御書物同心日記
出版社講談社
刊行年月2002.6

収載図書御書物同心日記―虫姫
出版社講談社
刊行年月2005.6
シリーズ名講談社文庫

ウィキペディア

不浄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/09 23:44 UTC 版)

不浄（ふじょう）とは、汚れがあること。また汚れていることを指す。

• 穢れ（けがれ）
• 婉曲表現として「不浄」と呼ばれるもの
  • 月経
  • 大便、小便
  • 便所 - 多く「ご不浄」と表現する。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

不浄

出典:『Wiktionary』 (2021/12/21 13:47 UTC 版)

名詞

不 浄（ふじょう）

1. 清浄でないこと。けがれ。
2. 大小便。
3. 月経。
4. 便所。

形容動詞

不 浄（ふじょう）

1. 清浄でないさま。汚れているさま。
   • その夜おれと山嵐はこの不浄な地を離れた。（夏目漱石「坊っちゃん」）

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「不浄」の例文・使い方・用例・文例

• (ユダヤ教などで食べるのを禁じられた)不浄の肉.
• 不浄物
• 不浄紙
• 不浄門
• 妥当な祭祀の行事によって汚れや不浄を儀式的に浄化する
• 不浄の肉
• 汚す、不潔にする、または不浄にする
• 不浄または神を冒涜する傾向の
• 忌み門という,武家屋敷などの不浄門
• 忌み屋という,不浄の時篭る小屋
• 不浄を取り除くものとしての塩
• 月経や出産などでからだが不浄になること
• (神仏にたいして)身が不浄になる
• 不浄であること