下緒の色の一例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 20:57 UTC 版)
奥州会津藩を例にとると、「紐の制度」というのがあり、身分により羽織の紐の色が下のように定められていた。 紫色:別格の色。家老(千石高)、若年寄八百石高)。 御納戸色(おなんどいろ):家老、若年寄、三奉行(三百石高)、城代(五百石高)、大目付(三百石高)、軍事奉行(三百石高)、学校奉行(三百石高)など。<高士> 黒色:一般の武士(上士)。<一の寄合以上> 紺色:猪苗代城在勤の猪苗代十騎。 花色(縹色(はなだいろ):厩別当、勘定頭、納戸、御側医師、駒奉行、武芸指南役。<二ノ寄合> 茶色:(中士)<三ノ寄合> 萌黄色:(中士)<年割> 浅葱色:(中士)<月割> 下緒の色もこれに準じたものになっており、自分よりも身分の高いものが使う色を下緒に使うことは禁じられていた。
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