下練馬村分水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 08:25 UTC 版)
羽沢と桜台の境界となっている路地は、両側が傾斜地で谷底になっている。これはかつての水路の跡であり、羽沢の地名の由来とも考えられている(下記の「地名の由来」を参照のこと)。 湧水池が羽沢二丁目にあり(羽沢2-1-13)、そこからの水と千川上水から引いた水とを合わせて、下練馬村分水(羽沢分水とも)としていた。下練馬村分水は、桜台陸橋付近(桜台1-1あたり)を分水口とし、桜台と羽沢の境界にほぼ沿う形で北に向かって流れ、羽沢三丁目の羽根沢橋付近で石神井川に注いでいた。水路は1960年代中頃まで残っていたが、現在は暗渠となっている。 また、羽沢二丁目にあった湧水池も、水難事故防止のために新桜台駅の開業(1983年)にあわせて覆われた。
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