下ツギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/02 09:51 UTC 版)
下ツギ(白△、図9)に対しては、黒1の一手で、白2、黒3、白4までが自然な流れ。 図9 続いて黒からは、a、b、cの3通りの打ち方があり(図10)、それぞれに膨大な変化があり、定石化されている。 図10 中でも、黒5〜黒11などに進むのが比較的よく打たれる定石(図11)。部分的には互角だが、上辺左方に黒石がある場合には白が苦しい戦いになる。 図11 ※白10(6の2路下) また黒7の手では、他にも多くの選択肢があり、中にはハメ手含みのものもある。 黒1の時に白2にアテ返す手は、上の定石が不利となる場合の手段で、以下黒9までも定石化された手順だが(図12)、通常は黒ややよしとされる。 図12 ※白6(1の上)、白8(1)
※この「下ツギ」の解説は、「大斜定石」の解説の一部です。
「下ツギ」を含む「大斜定石」の記事については、「大斜定石」の概要を参照ください。
- 下ツギのページへのリンク