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三浦信由

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/06 14:35 UTC 版)

三浦 信由
みうら のぶよし
第43回箱根駅伝(1967年1月3日)
選手情報
ラテン文字 Nobuyoshi Miura
国籍 日本
競技 陸上競技
種目 長距離走
大学 東洋大学経済学部
生年月日 (1944-05-11) 1944年5月11日(81歳)
出身地 大分県院内村
(現:宇佐市
成績
オリンピック 3000mSC:予選敗退(1968年
獲得メダル
陸上競技
アジア競技大会
1970 バンコク 3000mSC
1966 バンコク 3000mSC
編集 

三浦 信由(みうら のぶよし、1944年5月11日 - )は、日本の陸上競技中距離走)選手。旧姓:松田[1]

経歴

大分県宇佐郡院内村 景平 かげへら(現在の宇佐市院内町景平)出身[1]。陸上競技を行っていた3歳上の兄に刺激され、小学校5年生の時に陸上競技を始める[2]。院内町立竜東中学校3年生のとき、全国中学校放送陸上競技大会に出場し3000m競走で優勝[2]、大分県中学校駅伝会では宇佐郡チームの優勝に貢献[1][2]。駅伝の強豪であった大分県立四日市農業高等学校(現在の大分県立宇佐産業科学高等学校)に進学し[2]、1962年(昭和37年)には全国高等学校駅伝競走大会に大分県代表として出場した[2]

大分県陸上競技協会理事長であった池中康雄(東洋大学出身)の勧めで東洋大学に入学[2]東洋大学陸上競技部で、大学1年生の時より3000m障害を専門とした[2]。また、箱根駅伝には4回連続出場しており、区間2位が2回ある[2]

大学3年生の5月、競技中に靭帯断裂の大怪我を負うが再起を果たし[1][2]、翌年の第50回日本選手権3000m障害に出場[2]、当時日本記録保持者であった猿渡武嗣に阻まれたものの2位の成績を収める[2]

1966年、第5回アジア競技大会(バンコク)で銅メダルを獲得した[2]

1967年(昭和42年)、東洋大学を卒業し、東洋ベアリング(現在のNTN)に入社[2]。同年のユニバーシアード東京大会で3位[2]。日本選手権には第50回から56回まで7年間3位以内に連続入賞するなど、実業団でも活躍を続けた[2]

1968年メキシコシティーオリンピックの日本代表選手に選ばれ、3000m障害に出場したが、予選通過は果たせなかった[1][3](同大会には同社で1年後輩の鈴木従道も出場している)。

1970年、第6回アジア競技大会(バンコク)では優勝を果たした[2]

1973年(昭和48年)、29歳で競技を引退[2]

戦績・記録

箱根駅伝戦績

大会 区間 距離 区間順位 記録 総合順位
1964年 第40回箱根駅伝 1区 21.7km 区間5位 1時間05分33秒 4位
1965年 第41回箱根駅伝 1区 21.7km 区間2位 1時間06分09秒 9位
1966年 第42回箱根駅伝 7区 21.2km 区間2位 1時間06分40秒 6位
1967年 第43回箱根駅伝 7区 23.0km 区間6位 1時間13分55秒 6位

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b c d e 市長コラム令和3年1月号広報掲載”. 宇佐市 (2020年12月24日). 2021年7月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 三浦信由「回想 男子3000m障害」『東洋大学校友会報』第248号、2021年7月28日閲覧 
  3. ^ 三浦信由”. Sports Reference LLC. 2020年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月18日閲覧。



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