三十五年式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 04:38 UTC 版)
詳細は「三十五年式海軍銃」を参照 正式名称は三十五年式海軍銃。6.5×50mmSRの三十年式実包を使用。 三十年式をベースに南部麒次郎少佐が海軍陸戦隊向けに改良。照準器の表尺板をスライド式から扇転式に、また手動開閉式の遊底覆(ダストカバー)を追加している。このダストカバーは後に45式サイミーズ・マウザーでも採用されている。操作性向上の為、槓桿や引金型安全器のフックが大型化され、雷管破断によるガスの吹き抜け防止策として遊底本体へのガス抜き穴の追加、包底面の改良が行われた。また薬室への給弾をより良くする為、弾倉の改良などが行われた。
※この「三十五年式」の解説は、「有坂銃」の解説の一部です。
「三十五年式」を含む「有坂銃」の記事については、「有坂銃」の概要を参照ください。
- 三十五年式のページへのリンク