ヴォルスンガサガとの対応とは? わかりやすく解説

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ヴォルスンガ・サガとの対応

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 03:00 UTC 版)

シンフィヨトリの死について」の記事における「ヴォルスンガ・サガとの対応」の解説

この時代文書シンフィヨトリについての伝承がもっとも詳しいのはヴォルスンガ・サガである。その7-10章ではシンフィヨトリ主人公である。 7章 シグムンド双子の妹シグニュー近親相姦からシンフィヨトリ生まれた8章 シグムンドシンフィヨトリはシゲイル王の息子殺し生き埋めの刑にされた。しかし彼らは脱出し、シゲイル王を殺した9章 シンフィヨトリ腹違いの弟ヘルギが王となり、グランマル王らの軍勢戦って勝ったシンフィヨトリ加勢した。(この章は古エッダでは「フンディングル殺しヘルギの歌 その一 その二」に相当) 10章 シンフィヨトリシグムンドの妻ボルグヒルドの弟を殺したため、彼女の恨み受けてにごった毒の酒で暗殺された。(この章が「シンフィヨトリの死について」の前半2/3に相当) 11章 シグムンドはリュングヴィ王と争い、エイリミ王の娘ヒヨルディースを妻にした。この戦いでシグムンドの剣は片目の男二つ折れた12章 シグムンドはリュングヴィ王との戦いで死んだ妊娠中のヒヨルディースはアールヴ王に拾われた。(11,12章が「シンフィヨトリの死について」の後半1/3に相当) 13章 ヒヨルディースはシグムンド息子シグルズ産みシグルズレギン育てられた。(この章以後古エッダでは「レギンの言葉」に相当)「シンフィヨトリの死について」の記事よりヴォルスンガ・サガの方が内容詳しく、その10章では、たとえば下記のような記事追記されている。 シグムンド答えた。「鬚で濾せ、息子よ」と彼は言ったそのとき、王はすでにしたたか飲んでいた。だからこのようにいったのだ。 次の瞬間、舟もその男シグムンド眼か消えた。それからシグムンド屋敷帰り王妃追放したが、王妃その後まもなく死んだ。(以上は谷口幸男訳)

※この「ヴォルスンガ・サガとの対応」の解説は、「シンフィヨトリの死について」の解説の一部です。
「ヴォルスンガ・サガとの対応」を含む「シンフィヨトリの死について」の記事については、「シンフィヨトリの死について」の概要を参照ください。

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