ヴェーサーリー市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/05 07:52 UTC 版)
「大般涅槃経 (上座部)」の記事における「ヴェーサーリー市」の解説
釈迦たちは、ヴェーサーリーへ行き、遊女アンバパーリーの林に滞在する。 そこで釈迦は、修行僧たちに、 「四念処」 と、あらゆる動作に対する「気をつけ」(念、サティ)を説く。 遊女アンバパーリーがやって来た。釈迦は彼女に「法に関する講話」を説き、教え、励まし、喜ばせた。彼女は釈迦たちを翌日の食事に招待する。釈迦は承諾する。 後からリッチャヴィ族の人々がやって来た。釈迦は彼らに「法に関する講話」を説き、教え、励まし、喜ばせた。彼らは釈迦たちを食事に招待する。釈迦は先約があると断る。彼らは悔しがる。 アンバパーリーは徹夜して美味な硬軟両方の食べ物を用意し、釈迦たちをもてなす。アンバパーリーは、この園林を僧伽に献上すると述べる。釈迦は彼女に「法に関する講話」を説き、教え、励まし、喜ばせた。 釈迦は、滞在中、修行僧たちに、 「戒律」 「精神統一」 「智慧」 「戒律」を伴う「精神統一」 「精神統一」を伴う「智慧」 「智慧」を伴う「修養された心」 「修養された心」による「種々の煩悩(汚れ)からの解脱」 といった「法に関する講話」を行った。
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