ウェルフリン【Heinrich Wölfflin】
ヴェルフリン
ヴェルフリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 14:44 UTC 版)
20世紀の美術史学は、こうした基礎の上にさらに多様な発展を見せる。アロイス・リーグルは大著『末期ローマの美術工芸』 (1901) において、広範な地域と時代におよぶ装飾モチーフの分類法と発展の法則を示した。この様式論はヴェルフリンによって理論化がすすめられ、とく彼は主著『美術史の基礎概念』(1915)で2つの時代様式、すなわち16世紀の「ルネサンス様式」と17世紀の「バロック」様式を五つの対概念によって定義してみせた。
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