ヴァン・ド・ペイ
ヴァン・ド・ペイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/14 09:05 UTC 版)
「セパージュワイン」の記事における「ヴァン・ド・ペイ」の解説
ヴァン・ド・ペイはいわゆる「地酒」で、1970年代までは水代わりに飲まれる安価なワインだった。人々の生活水準が高くなり、安酒の需要がなくなってきたことと、ワイン法の厳しい規制を嫌って、南フランスなどの新天地で、法律にとらわれず自分の思い通りのおいしいワインを作りたいという人たちがこのクラスのワインを手がけるようになり、どんな味のワインかを示すために、セパージュを明記したものが多くなっている。1980年代後半からこうしたものの中に、ボルドーやブルゴーニュのAOCワインより優れたものが、いくつも出てきている。
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ヴァン・ド・ペイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/16 18:21 UTC 版)
詳細は「ヴァン・ド・ペイ」を参照 ヴァン・ド・ペイ(Vin de pays)とは、「地方のワイン」の意味。テーブルワイン(日常消費用ワイン)の一つだが、異なる産地のワインのブレンドは禁止されている。最近AOCに勝る高い評価を得ているものも出てきている。ヴァン・ド・ペイでも産地表示が認められており、ラベルにVin de Pays ~(~に地名が入る)の表記があり、セパージュやヴィンテージの入っているものが多い。その呼称はアペラシオンとは大きく異なり、各アペラシオンの商標的価値を損ねないよう配慮されている。ヴァン・ド・ペイの中で最も知られた産地呼称は、南部のラングドック地方を示す「オック」(Oc , Vin de Pays d'Oc ヴァン・ド・ペイ・ドック)であり、ロワール川沿いの「ジャルダン・ド・ラ・ロワール(Vin de Pays du Jardin de la Loire)」もよく知られている。EUの原産地名称保護制度では、地理的表示保護ワイン(IGP)に該当する。
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ヴァン・ド・ペイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/14 08:59 UTC 版)
「ラングドック=ルシヨンのワイン」の記事における「ヴァン・ド・ペイ」の解説
ヴァン・ド・ペイとは「地方のワイン」を意味する(つまり地酒)。現在においても、この地域で最も生産量が多いのは、ヴァン・ド・ペイである。また、ヴァン・ド・ペイの大半がこの地方で作られている。 ヴァン・ド・ペイは、県名を名乗るものと、4つの県内をそれぞれ十数カ所から二十数カ所に分類して地区名ヴァン・ド・ペイがあるが、最も多いのは、この地方全体をカバーするヴァン・ド・ペイ・ドックである。セパージュ、ヴィンテージを表記したものも多く、ボルドーやブルゴーニュの高級品並みの価格のものもある。
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