バリオカムとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > バリオカムの意味・解説 

バリオカム

(ヴァリオカム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 02:31 UTC 版)

バリオカム(VarioCam)は自動車エンジンにおいて使用される可変バルブ機構ポルシェにおける名称である。

基本特許はロータスが所持しており、それをシェフラーが買ってポルシェと共同開発した[1]。市販車においては1991年ポルシェ・968において最初に使用された。

バリオカム

位相変化型の可変バルブタイミング機構。カムシャフトの位相を変化させることでバルブタイミングを変化させる。

バリオカム・プラス

バリオカム・プラス(VarioCam Plus)はバリオカムの位相変化に、2ステージの可変バルブリフトシステムを加えたカム切り替え・位相変化型の可変バルブタイミング機構である。カムの切り替え機構はタペットに組み込まれており、VTEC等に代表されるロッカーアームを介するものとは異なる。これにより動弁を直打式から変更することなく可変リフトを実現している。同様の機構はスバルのダイレクト可変バルブリフト機構でも採用された。

1999年ポルシェ・911の996型ターボに初めて使用された。

外部リンク

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『ポルシェとBMWの世界』p.55。

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「バリオカム」の関連用語

バリオカムのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



バリオカムのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのバリオカム (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS