ロー・ドラッグ・クーペ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/24 12:09 UTC 版)
「ジャガー・Eタイプ」の記事における「ロー・ドラッグ・クーペ」の解説
プライベーターがレースに参加して得られた情報をもとに、ジャガーはプライベーターに向けた「特別なEタイプ」を開発し始める。これがまず最初に登場したロー・ドラッグ・クーペ(Low Drag Coupe )であった。 このモデルは、戦闘力を高めるために、マルコム・セイヤーがEタイプ開発の途中で考えていた別のデザイン案を用い、更に空力を追究していた。当初に作られた1台は、軽量化のためノーマルに比べて薄い鋼板を使ってパネルを作られた。しかしこのモデルが完成した後、アルミニウム製ボディでもホモロゲーションを得られることがわかると、この鋼製ボディの1台はしばらくの間ファクトリーで眠ることとなり、後に売却された。ロー・ドラッグ・クーペは3台が作られたが、残りの2台は上記の理由によりアルミニウムボディである。 エンジンは圧縮比を高めた4,235ccエンジンにルーカス製インジェクションを用い、300hp以上を発生していた。
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