ロープウォークス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 19:35 UTC 版)
「海商都市リヴァプール」の記事における「ロープウォークス」の解説
ロープウォークス(The Ropewalks、縄作り場)は、カレッジ通り (College Lane) の2つの倉庫やスクール通り (School lane) のブルーコート・チェンバーズ (Bluecoat Chambers) などとともに、デューク・ストリート保存地域 (Duke Street Conservation Area) の南西部を構成している。この区画は、リヴァプールが新興の港町であった時分から存在していたものである。また、1715年に建てられたブルーコート・チェンバーズは、リヴァプール中心部に現存する建造物としては最古のものである。その界隈が世界最初の enclosed wet dock であるオールド・ドック (Old Dock) に近いことは、デューク・ストリート、ハノーヴァー・ストリート、ボールド・ストリート沿いに倉庫や住宅を建てていった初期の不動産投機業者たちの用地であったことを意味している。 この地域には、船長、商人、貿易業者、職人たちが住みついて、すぐにコスモポリタンな雰囲気を醸成していった。現在のこの地域はロープウォークと呼ばれているが、これは18世紀から19世紀にかけて世界で最も賑わっている港の一つであった頃に、縄製造場が多くあったことに因んでいる。
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