ローハンの長い冬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 05:19 UTC 版)
「ゴンドールの執政」の記事における「ローハンの長い冬」の解説
19. ベレン(Beren) 2763年 20. ベレゴンド(Beregond) 2811年 ベレンの時代に、ウンバールとハラドから3つの大艦隊が差し向けられて沿岸を荒らしまわり、ゴンドールは大打撃をこうむった。艦隊はアイゼン川河口のような北にまで進出したため、ローハンまでもが襲撃を受けた。 2758年の冬は5か月の長きにわたり、白の山脈に追い詰められたロヒアリムたちは身動きが取れず、槌手王ヘルムも死亡した。しかし南方のゴンドールでは寒さもひどくはなく、ベレンの息子ベレゴンドが援軍を率いてローハンから侵略者たちを撃退した。 2759年、サルマンがベレンの元を訪れてオルサンクの鍵を受け取った。後世、かれの狙いはパランティーアにあったといわれているが、この時点でのサルマンは善意からアイゼンガルドの管理を申し出たのであり、ゴンドールやローハンにとっては頼もしい西の守りだった。 ボロミア以来の偉大な大将であるベレゴンドが父の後を継ぐと、ようやくゴンドールもかつての力を取り戻し始めた。ドワーフとオークの戦争が行われたのはかれの時代だが、南方には噂しか伝わってこなかった。
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