オルサンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/26 08:58 UTC 版)
アイゼンガルドの中央にはオルサンクの塔が建っていた。オルサンク(Orthanc)とはシンダール語で「牙の山」を意味する語だが、同時にローハンの言葉で「狡猾な心」をも意味する。 オルサンクは4本の塔脚で支えられていた。頂点もまた4つの尖塔に分かれて開いており、その間の狭い屋上の床には、奇妙な記号が描かれていた。下の広場から屋上までの高さは500フィート(約150メートル)もあった。 ヌーメノール人の失われた技術で築かれたこの塔は難攻不落であり、アイゼンガルドを破壊したエントたちも、オルサンクの材質である黒い石を破壊することはできなかった。 塔内にはパランティーアのひとつが置かれており、かつてはゴンドールの要所であった。
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