レーザー式車両検知器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 00:46 UTC 版)
レーザー光線によって近づく車の速度を計測する製品。 従来の交通計測は道路に埋設されたループコイルの電流変化を検知する「ループコイル式車両検知器」が主流であったが、原理が簡単で計測制度に優れるものであったが、コイルの劣化が早く断線するという難点があった。 高速道路の関連会社からの依頼で同社が開発したのが、レーザーを用いポール上に設置するタイプの検知器であった。 風雨など天候の変化に対応して補正する機能を搭載し、ループコイル式と同等の精度を実現した。約3年の開発期間と、2年の実験期間を経て製品化。2020年までに約50セットが製造された。
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