レジアス

大車林

レジアス

英語 Regius

レジアスとはラテン語で華麗な、素晴らしいという意味。1997年4月に発売した。発表時点ではハイエース・レジアスと称したが、のち、レジアスとなった。

ハードウェアとしては、グランビアをベースとしながら5ナンバー化をはかったセミキャプオーバー型ワゴンで3列シートを備えており、定員は7～8名だった。シートアレンジは多彩で、前席の回転対座をはじめとして、2列目、3列目シートの脱着を含め100通り以上といわれるバリエーションの多さが時代を反映していた。

エンジンは直4・DOHC・16バルブ(バランスシャフト付き)2.7Lのガソリンと、直4・SOHC・3Lのディーゼルターボを用意。ミッションは4速ATのコラムタイプ。FRとフルタイム4WD車があるのは、グランビアと変わらなかった。

99年8月のマイナーチェンジのときに全車が3ナンバーサイズとなった。同時にドレスアップ版のツーリングハイエース(レジアスワゴン・ウインドツアラーのトヨペット店販売車)を設定したが、2002年5月のアルファードのデビューで姿を消した。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。