レコード型の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/02 07:30 UTC 版)
EPICS のレコードにはいくつかの種類がある。ここでは主なものを挙げる。これら以外にもレコードはあるし、ユーザーが独自のレコード型を生成することもできる。 各レコードには複数のフィールド (field) があり、それぞれ役目を持っている。 AI、AO アナログ入出力レコード。アナログの値を格納し、何らかの位置、温度、圧力などを表している。デバイスの生のデータとの相互変換がある程度可能(スケーリングやオフセットなど)。 BI、BO バイナリ入出力レコード。装置のステータスとコマンドを表すのに使われることが多い。 Calc、Calcout 他のレコードにアクセスし、それらの値を使った計算ができるレコード。例えば、電流、入力電圧、出力電圧 などを使って、電動機の効率を百分率で表示するなど。 Stepper Motor ステッピングモーターの制御用レコード。加速度、速度、位置などで設定できる。
※この「レコード型の例」の解説は、「EPICS」の解説の一部です。
「レコード型の例」を含む「EPICS」の記事については、「EPICS」の概要を参照ください。
- レコード型の例のページへのリンク