レイシズムとセクシズムの不条理を訴える声として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:15 UTC 版)
「ジョージ・タケイ」の記事における「レイシズムとセクシズムの不条理を訴える声として」の解説
タケイのSNSは2018年4月の時点で、1,000万人を超えるフォロワーをもち、日系人あるいはアジア系アメリカ人としてだけではなく、LGBTQ を代弁する声として多くの人々に語り掛けてきた。現在、タケイは「カミング・アウト・プロジェクト」のスポークスパーソンを務めている。 2016年2月28日、第88回アカデミー賞授賞式の内容に「アジア系への差別を含むものがあった」として、タケイや著名な映画監督アン・リーらが正式に抗議文を公開し、主催側が謝罪した。 2018年6月、トランプ大統領のゼロトラレンス政策は大戦中の差別政策と同じであると強く批判した。6月にはフォーリン・ポリシー誌に寄稿し、国境での親子隔離政策に関し「少なくとも日系アメリカ人の強制収容ては、私や他の子どもたちが両親から強制的に引き離され、泣き叫びながら母の腕からもぎ取られるなどということはなかった」とトランプの政策を強く批判し共感を呼んだ。 2019年9月29日に開催されたトランプ大統領とジョー・バイデン大統領候補の第一回テレビ討論会において、トランプがヘイトグループとして知られる白人至上主義団体プラウド・ボーイズに「下がって待機せよ」と言及した件に対し、タケイはヘイトではなく愛においてプライドを持つという意味において「ブラッドと私は"誇りあるボーイズ"です。法的に結婚してからは12年が経ちます」と写真を投稿し、それを契機として多くのLGBTカップルがプラウド・ボーイズのハッシュタグでホモフォビアのヘイトに愛で抗議するカップル写真を投稿した。
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