ルビが必要となる場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 23:47 UTC 版)
漢字に読みをつける際に用いる。通常、ひらがなが用いられる。 一般的でない読み方をする固有名詞(特に架空の人名・地名)や、あまり用いられない難読語に読みをつける。 「女」と書いて「ひと」、「宿敵」と書いて「とも」のように、任意の文字・単語に対して別の読み方や意味を指定したい場合に用いる。文芸や音楽の歌詞などで用いられる場合がある。マンガやライトノベルなどでは、単語の本来の読みとは関係ない、作中における裏の意味を明示するために用いられることがある(義訓も参照)。 外来語を翻訳した用語の場合に、その用語自体の読み方は一般的に自明だが元の外来語の発音を提示したい場合に用いる。この場合はカタカナが用いられる。 その他、文書の対象年齢が低い場合など必要に応じ、総ルビを施す(少年・少女漫画など)。また、かつての新聞はルビが多かった(「今日(けふ)」など簡易な物にも振ってあり、総ルビに近い)。 未就学児向けの絵本などにおいて、カタカナ語に、さらにひらがなでルビを振ることがある。
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