リリ・ボルジャーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 08:29 UTC 版)
「∀ガンダムの登場人物」の記事における「リリ・ボルジャーノ」の解説
Lily Borjarno 声 - 小林愛 ボルジャーノ公の末娘で、グエンの婚約者。性格は好奇心旺盛で社交的。高飛車であるが、高い身分故の責務をわきまえており、どんな状況でも顔色を変えずに冷静に物事の本質を測れる器量を持つ。 当初はグエンに媚びるような素振りも見せ、グエンに遠慮なく意見したキエル(に扮するディアナ)を山掘りの娘と侮ったり、いびろうと野戦病院を紹介した事もあった。ただ婚約者としてグエンに接している訳ではなく、その器量を認めており、イングレッサの首都が陥落して失脚したグエンを援助している。その後はグエンと行動を共にし、月にも同行。グエンも舌を巻く外交力を発揮し、地球人の月への来訪に難色を示すアグリッパとの接見を取り付けた。冬の宮殿で共に黒歴史を垣間見て、グエンがギンガナムと手を組んで地球へ降りると袂を分かち、ロランやディアナらと行動を共にし、ディアナ・カウンターとアメリア各領との同盟結成にも一役買う。また、地球に戻ってからはマリガンを従えて自ら前線で指揮を執るなど驚くべき行動力を見せた。 キエルがディアナと入れ替わって月の女王を務めていた事を知るとその胆力を認め、敬語を使うキエルに、お互いに呼び捨てで呼び合う仲となるよう促した。また、グエンが自分を残して地球へ降りても感情的になるような事はなかった。 福井晴敏の小説版では幼くして死亡しており、ルジャーナ領の首都オールトンの城は彼女を偲んで「リリ・ボルジャーノ城」と改名されている。 [先頭へ戻る]
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