リサルベルト・ボニーヤ
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ティグレス・デル・リセイ時代
(2020年) |
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基本情報 | |
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国籍 | ![]() |
出身地 | サマナ州サマナ |
生年月日 | 1990年6月18日(35歳) |
身長 体重 |
6' 0" =約182.9 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投両打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2008年 アマチュアFA |
初出場 | MLB / 2014年9月4日 KBO / 2018年3月27日 CPBL / 2020年4月15日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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リサルベルト・ボニーヤ(Lisalverto Bonilla、1990年6月18日 - )は、ドミニカ共和国・サマナ州サマナ出身のプロ野球選手(投手)。右投両打。
経歴
フィリーズ傘下時代
2008年12月9日、アマチュアFAでフィラデルフィア・フィリーズと契約しプロ入り。
フィリーズ傘下では2012年シーズンまでの4年間プレーし、最高で傘下AA級レディング・フィリーズまで昇格した。最終年となった2012年シーズンは5月にAAに昇格すると21試合に登板して2勝1敗、防御率1.64の成績を残し、同年のオールスター・フューチャーズゲーム出場選手にも選出されたが、親指を負傷していたため試合には出場できなかった。
レンジャーズ時代
同年12月9日、マイケル・ヤングとのトレードでジョシュ・リンドブロムと共にテキサス・レンジャーズへ移籍。
2014年9月2日にメジャー初昇格を果たし、2日後の9月4日に行われた対シアトル・マリナーズ戦(グローブライフ・パーク・イン・アーリントン)においてメジャー初登板。ボニーヤは6回から5番手として登板し、3回1失点の内容だった。その後、9月13日の対アトランタ・ブレーブス戦(グローブライフ・パーク・イン・アーリントン)からは先発に転向し、以後シーズン閉幕までに3試合に先発登板して3連勝を飾った。同年は5試合に登板して3勝0敗、防御率3.05の成績を残した。
2015年は肘を故障し4月にトミー・ジョン手術を受けたためシーズンを全休し、メジャー・マイナー共に登板は無かった[1]。
ドジャース傘下時代
同年10月21日にウェイバーでロサンゼルス・ドジャースに移籍したが[1]、12月2日に一度ドジャースから放出された。しかし、9日後の12月11日に再度ドジャースと契約し、翌2016年のスプリングトレーニングには招待選手として参加することとなった。
シーズン開幕後は傘下AAA級オクラホマシティ・ドジャースに配属され、同年はドジャース傘下のマイナーチームでプレーしたが、メジャー昇格は果たせなかった。オフにFAとなった。
レッズ時代
2016年11月29日にピッツバーグ・パイレーツとメジャー契約を結んだが[2]、2017年2月13日にウェイバーでシンシナティ・レッズへ移籍。
2017年シーズンはメジャーでは10試合に登板し1勝3敗、防御率8.10の成績を残した。9月1日にレッズから放出され、FAとなった。
サムスン時代
同年12月18日にクリーブランド・インディアンスとマイナー契約を結び、翌2018年のスプリングトレーニングには招待選手として参加することとなっていたが、2月14日にインディアンスから放出。その2日後の2月16日、KBOリーグに加盟するサムスン・ライオンズと契約を結んだことが発表された。
2018年シーズンはサムスンで29試合に先発登板し7勝10敗、防御率5.30の成績を残した。オフにサムスンと契約を更新せず、退団した。
メキシカンリーグ(第1期)~楽天時代
2019年4月21日、メキシカンリーグに加盟するキンタナロー・タイガースと契約を結ぶ。同地では4試合に登板したが、5月2日の登板を最後に放出された。
2020年2月17日、中華職業棒球大聯盟に加盟する楽天モンキーズと契約したことが発表された。登録名は霸能。同年は28試合に登板して10勝9敗、防御率5.24の成績を残した。オフに楽天と契約を更新せず、退団した。
統一時代
2021年7月26日、2020年東京オリンピックの野球競技に出場する関係で退団したテディ・スタンキビッチの代替選手として、統一ライオンズと契約を結びCPBLに復帰。同年は4試合の登板に留まり、オフに退団した。
メキシカンリーグ時代(第2期)
2022年2月1日、プエブラ・パロッツと契約を結ぶ。同地では5試合に登板したが防御率8.14と乱調で、5月19日に放出された。その後、6月22日にベラクルス・イーグルスと契約を結んだ。
詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | TEX | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 83 | 20.2 | 13 | 2 | 12 | 1 | 1 | 17 | 1 | 0 | 8 | 7 | 3.05 | 1.21 |
2017 | CIN | 10 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | .250 | 172 | 36.2 | 42 | 8 | 22 | 0 | 2 | 28 | 3 | 0 | 33 | 33 | 8.10 | 1.75 |
2018 | サムスン | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 7 | 10 | 0 | 0 | .412 | 752 | 168.0 | 193 | 23 | 63 | 1 | 12 | 151 | 9 | 1 | 111 | 99 | 5.30 | 1.52 |
2020 | 楽天 | 28 | 26 | 0 | 0 | 0 | 10 | 9 | 0 | 0 | .526 | 756 | 173.1 | 198 | 21 | 63 | 0 | 7 | 139 | 9 | 1 | 111 | 101 | 5.24 | 1.51 |
2021 | 統一 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | .500 | 100 | 23.0 | 29 | 0 | 6 | 0 | 0 | 14 | 1 | 0 | 9 | 8 | 3.13 | 1.52 |
MLB:2年 | 15 | 7 | 1 | 0 | 0 | 4 | 3 | 0 | 0 | .571 | 255 | 57.1 | 55 | 10 | 34 | 1 | 3 | 45 | 4 | 0 | 41 | 40 | 6.28 | 1.55 | |
KBO:1年 | 29 | 29 | 0 | 0 | 0 | 7 | 10 | 0 | 0 | .412 | 752 | 168.0 | 193 | 23 | 63 | 1 | 12 | 151 | 9 | 1 | 111 | 99 | 5.30 | 1.52 | |
CPBL:2年 | 32 | 30 | 0 | 0 | 0 | 12 | 11 | 0 | 0 | .522 | 856 | 196.1 | 227 | 21 | 69 | 0 | 7 | 153 | 10 | 1 | 120 | 109 | 5.00 | 1.51 |
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
記録
背番号
- 59(2014年)
- 51(2017年)
- 23(2018年)
- 24(2020年)
- 97(2021年)
脚注
- ^ a b “Dodgers Claim Lisalverto Bonilla”. MLBTradeRumors.com (2015年10月21日). 2023年1月3日閲覧。
- ^ “Pirates Designate Jeff Locke For Assignment, Sign Lisalverto Bonilla”. MLBTradeRumors.com (2016年11月29日). 2023年1月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
- リサルベルト・ボニーヤのページへのリンク