リアム・パロとは? わかりやすく解説

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リアム・パロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/17 16:29 UTC 版)

リアム・パロ
基本情報
本名 リアム・ロバート・パロ
(Liam Robert Paro)
通称 The Prodigy (天才)
階級 ウェルター級
身長 174cm
リーチ 180cm
国籍 オーストラリア
誕生日 (1996-04-16) 1996年4月16日(29歳)
出身地 クイーンズランド州マッカイ
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 26
KO勝ち 16
敗け 1
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リアム・パロLiam Paro1996年4月16日 - )は、オーストラリアプロボクサークイーンズランド州マッカイ出身。元IBF世界スーパーライト級王者。

来歴

当初はラグビーをプレーしていたが、13歳からボクシングを始めた。20歳の時にブリスベンへ移住し、ジェフ・ホーン等とトレーニングを行った[1]

プロ時代

スーパーライト級

2016年3月5日、ブリスベンのマンスフィールド・タバーンでプロデビュー戦を行い、4回3-0の判定勝ち。

2018年3月17日、ブリスベンのマンスフィールド・タバーンでアンドリュー・ウォレスと豪州スーパーライト級王座決定戦を行い、3回終了時TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[2]

2018年5月19日、ゴールドコーストのサウスポート・オーストラリアン・フットボールクラブでセバスチャン・ビティキとWBOユーススーパーライト級王座決定戦を行い、2回2分1秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[3]

2019年6月8日、ゴールドコーストのザ・スター・ゴールドコーストでファティ・ケレシュ英語版IBFインターナショナル・WBOグローバルスーパーライト級王座決定戦を行い、10回3-0の判定勝ちを収め両王座獲得に成功した[4]

2023年12月9日、サンフランシスコチェイス・センターにてデヴィン・ヘイニーレジス・プログレイスの前座でモンタナ・ラブ英語版と対戦し、6回1分49秒KO勝ちを収め6度目のWBOグローバル王座防衛に成功した[5]

2024年6月15日、プエルトリコ・マナティのコリセオ・フアン・オービン・クルス・アブレウにてIBF世界スーパーライト級王者スブリエル・マティアスとIBF世界同級タイトルマッチを行い、12回3-0(115-112×2、116-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[6]

2024年12月7日、プエルトリコ・サンフアンロベルト・クレメンテ・コロシアムにてIBF世界スーパーライト級1位のリチャードソン・ヒッチンズとIBF世界同級タイトルマッチを行うも、プロ初黒星となる12回1-2(117-111、112-116×2)の判定負けを喫し王座から陥落した[7]

2025年6月25日、ケアンズのケアンズ・コンベンションセンターにてジョナサン・ナバロとスーパーライト級10回戦を行い、5回終了後にナバロ陣営からタオルが投入されTKO勝ちを収め再起に成功した。

ウェルター級

2025年9月18日、ウェルター級転向戦としてブリスベンにてIBF世界同級8位のダビド・パポとIBF世界同級挑戦者決定戦を行う予定で、勝者は同年9月13日に同級1位のルイス・クロッカー対同級3位のパディ・ドノバンとの間で行われるIBF世界同級王座決定戦の勝者への挑戦権を獲得する。

戦績

  • プロボクシング:27戦 26勝 (16KO) 1敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2016年3月5日 4R 判定3-0 ジェイコブ・マホニー オーストラリア プロデビュー戦
2 2016年4月15日 4R 判定3-0 アーノン・ユカロエン タイ
3 2016年9月9日 4R 判定2-0 アピチャット・コエチャトゥラット オーストラリア
4 2016年10月1日 1R 1:45 TKO ジョン・ミン オーストラリア
5 2016年12月3日 1R 1:34 TKO ニック・ヒクロア ニュージーランド
6 2017年2月4日 5R 1:22 TKO ダニエル・マクスウェル ニュージーランド
7 2017年6月10日 4R 0:54 KO アレックス・アトン オーストラリア
8 2017年7月15日 1R 2:55 KO サイモン・レンディナ オーストラリア
9 2017年8月25日 3R 2:32 TKO ニック・アラテマ ニュージーランド
10 2017年9月23日 3R 1:02 TKO ホセ・オーベル アルゼンチン
11 2017年11月4日 5R 判定3-0 コムキット・チャナウォン タイ
12 2018年2月3日 3R 終了 TKO カート・フィンレイソン オーストラリア
13 2018年3月17日 3R 終了 TKO アンドリュー・ウォレス オーストラリア 豪州スーパーライト級王座決定戦
14 2018年5月19日 2R 2:01 TKO セバスチャン・ビティキ  チェコ WBOユーススーパーライト級王座決定戦
15 2018年10月13日 7R 終了 TKO ロバート・トラトリク ドイツ
16 2019年2月16日 10R 判定3-0 マシミリアノ・バリサイ イタリア WBOグローバルスーパーライト級初代王座決定戦
17 2019年6月8日 10R 判定3-0 ファティ・ケレシュ英語版 トルコ IBFインターナショナル・WBOグローバルスーパーライト級王座決定戦
18 2019年11月8日 10R 判定3-0 キム・ウォンキル 韓国 WBOグローバル防衛1
19 2020年3月7日 8R 1:18 TKO ジェームズ・チェレジ  ルーマニア IBFインターナショナル防衛1・WBOグローバル防衛2
20 2021年3月5日 7R 終了 TKO テリー・ツォラマニス オーストラリア IBFインターナショナル防衛2・WBOグローバル防衛3
21 2021年7月24日 10R 判定3-0 スティーブ・ガゴ オーストラリア IBFインターナショナル防衛3・WBOグローバル防衛4
22 2021年12月18日 10R 判定2-1 ヨマール・アラモ英語版 プエルトリコ
23 2022年10月15日 1R 2:29 TKO ブロック・ジャービス オーストラリア WBOグローバル防衛5
24 2023年12月9日 6R 1:49 KO モンタナ・ラブ英語版 アメリカ合衆国 WBOグローバル防衛6
25 2024年6月15日 12R 判定3-0 スブリエル・マティアス プエルトリコ IBF世界スーパーライト級タイトルマッチ
26 2024年12月7日 12R 判定1-2 リチャードソン・ヒッチンズ オーストラリア IBF陥落
27 2025年6月25日 5R 終了 TKO ジョナサン・ナバロ アメリカ合衆国
28 2025年9月18日 - - - ダビド・パポ フランス IBF世界ウェルター級挑戦者決定戦
試合前
テンプレート

獲得タイトル

  • 豪州スーパーライト級王座
  • WBOユーススーパーライト級王座
  • WBOグローバルスーパーライト級王座
  • IBFインターナショナルスーパーライト級王座
  • IBF世界スーパーライト級王座(防衛0)

脚注

関連項目

外部リンク

前王者
スブリエル・マティアス
IBF世界スーパーライト級王者

2024年6月15日 - 2024年12月7日

次王者
リチャードソン・ヒッチンズ



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