リアム・デービス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/26 15:04 UTC 版)
基本情報 | |
---|---|
本名 | リアム・デービス |
階級 | フェザー級 |
身長 | 177cm |
リーチ | 182cm |
国籍 | ![]() |
誕生日 | 1996年3月31日(29歳) |
出身地 | シュロップシャー州テルフォード |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 18 |
勝ち | 17 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 1 |
獲得メダル | ||
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![]() |
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男子 ボクシング | ||
ABAEナショナルチャンピオンシップ | ||
銀 | 2016 リヴァプール | バンタム級 |
銀 | 2018 ロンドン | バンタム級 |
ボックスカップ | ||
銀 | 2017 ハーリンゲイ | バンタム級 |
リアム・デービス(Liam Davis、1996年3月31日 - )は、イギリスのプロボクサー。シュロップシャー州テルフォード出身。
フランク・ウォーレンのクイーンズベリー・プロモーションと契約している。
来歴
アマチュア時代
2016年と2018年にABAEナショナルチャンピオンシップで銀メダル、2017年にボックスカップで銀メダルを獲得した。
プロ時代
2018年12月9日、バーミンガムのホリデイ・インにて、ハビチャ・ギゴラシビリとフェザー級4回戦を行い、4回判定勝ちを収めプロデビュー戦を白星で飾った。
2019年2月16日、ウォルソールのタウンホールにて、ステファン・スラブチェフとフェザー級4回戦を行い、4回判定勝ちを収めた。
2019年5月11日、ウォルソールのタウンホールにて、パブロ・ナルバエスとスーパーバンタム級4回戦を行い、2回1分2秒TKO勝ちを収めた。
2019年6月21日、ストーク=オン=トレントのキングス・ホールにて、エドワード・ビョルクランドとスーパーフェザー級4回戦を行い、3回と4回にダウンを奪い、4回判定勝ちを収めた。
2019年9月28日、ウォルソールのタウンホールにて、ホセ・アギラールとフェザー級6回戦を行い、4回2分32秒KO勝ちを収めた。
2019年12月7日、ウォルソールのベスコット・スタジアムにて、ステファン・ニコラエとスーパーバンタム級6回戦を行い、6回判定勝ちを収めた。
2020年2月14日、ウォルソールのベスコット・スタジアムにて、ブレット・フィドーとスーパーバンタム級4回戦を行い、4回判定勝ちを収めた。
2020年11月21日、ウェンブリーのウェンブリー・アリーナにてコナー・ベン 対 セバスチャン・フォルメラの前座で、ショーン・ケアンズとBBBofCイングランドバンタム級王座決定戦を行い、6回棄権によるTKO勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。
2021年6月5日、テルフォードのテルフォード・インターナショナル・センターにて、ステファン・スラブチェフとスーパーフェザー級6回戦を行い、1回と2回に2度ダウンを奪い、2回1分1秒TKO勝ちを収めた。
2021年8月28日、バーミンガムのバークレイカード・アリーナにて、レイモンド・カミーとフェザー級8回戦を行い、2回2分52秒TKO勝ちを収めた。
2021年10月9日、バーミンガムのバークレイカード・アリーナにて、ディクソン・フローレスとWBCインターナショナルスーパーバンタム級シルバー王座決定戦を行い、10回判定3-0(100-90 × 2、99-91)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2022年6月11日、テルフォードのテルフォード・インターナショナル・センターにて、マーク・リーチとBBBofC英国スーパーバンタム級王座決定戦を行い、1回にダウンを奪い、12回判定3-0(116-113、115-113、118-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。
2022年11月19日、テルフォードのテルフォード・インターナショナル・センターにて、イヌオット・バルタとWBCインターナショナル・EBU欧州スーパーバンタム級王座決定戦を行い、12回判定3-0(117-111、116-112、118-110)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[3]。
2023年7月29日、テルフォードのテルフォード・インターナショナル・センターにて、ジェイソン・カンニンガムとWBCインターナショナル・WBOインターナショナル・EBU欧州・BBBofC英国スーパーバンタム級王座統一戦を行い、初回2分46秒TKO勝ちを収めた。この試合でWBCインターナショナル王座、EBU王座、BBBofC英国王座の初防衛と共にWBOインターナショナル王座の獲得に成功した。
2023年11月18日、マンチェスターのマンチェスター・アリーナにて、ビンセンソ・ラ・フェミナとEBU欧州スーパーバンタム級タイトルマッチを行い、5回2分50秒TKO勝ちを収めた。この試合でEBU王座の2度目の防衛に成功した[4]。
2024年3月16日、バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナにて、エリック・ロブレス・アヤラとIBO世界スーパーバンタム級王座決定戦を行い、2回1分17秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[5]。
2024年11月2日、バーミンガムのリゾート・ワールド・アリーナにて、シャバス・マソドとIBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチを行い、12回判定1-2(115-113、113-115、112-116)の判定負けを喫しキャリア初の黒星と共にIBO王座から陥落した[6][7]。
戦績
- プロボクシング:18戦 17勝 (8KO) 1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2018年12月9日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ハビチャ・ギゴラシビリ | ![]() |
プロデビュー戦 |
2 | 2019年2月16日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ステファン・スラブチェフ | ![]() |
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3 | 2019年5月11日 | ☆ | 2R 1:02 | TKO | パブロ・ナルバエス | ![]() |
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4 | 2019年6月21日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | エドワード・ビョルクランド | ![]() |
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5 | 2019年9月28日 | ☆ | 4R 2:32 | KO | ホセ・アギラール | ![]() |
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6 | 2019年12月7日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ステファン・ニコラエ | ![]() |
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7 | 2020年2月14日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | ブレット・フィドー | ![]() |
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8 | 2020年11月21日 | ☆ | 6R 終了 | TKO | ショーン・ケアンズ | ![]() |
BBBofCイングランドバンタム級王座決定戦 |
9 | 2021年6月5日 | ☆ | 2R 1:01 | TKO | ステファン・スラブチェフ | ![]() |
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10 | 2021年8月28日 | ☆ | 2R 2:52 | TKO | レイモンド・カミー | ![]() |
|
11 | 2021年10月9日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ディクソン・フローレス | ![]() |
WBCインターナショナルスーパーバンタム級シルバー王座決定戦 |
12 | 2022年6月11日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | マーク・リーチ | ![]() |
BBBofC英国スーパーバンタム級王座決定戦 |
13 | 2022年11月19日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | イヌオット・バルタ | ![]() |
WBCインターナショナル・EBU欧州スーパーバンタム級王座決定戦 |
14 | 2023年7月29日 | ☆ | 1R 2:46 | TKO | ジェイソン・カンニンガム | ![]() |
WBCインターナショナル・WBOインターナショナル・EBU欧州・BBBofC英国スーパーバンタム級王座統一戦 WBCインターナショナル防衛1・WBOインターナショナル獲得・EBU防衛1・BBBofC英国防衛1 |
15 | 2023年11月18日 | ☆ | 5R 2:50 | TKO | ビンセンソ・ラ・フェミナ | ![]() |
EBU防衛2 |
16 | 2024年3月16日 | ☆ | 2R 1:17 | TKO | エリック・ロブレス・アヤラ | ![]() |
IBO世界スーパーバンタム級王座決定戦 |
17 | 2024年11月2日 | ★ | 12R | 判定1-2 | シャバス・マソド | ![]() |
IBO陥落 |
18 | 2025年5月10日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | カット・ウォーカー | ![]() |
IBFインターナショナルフェザー級王座決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
- BBBofCイングランドバンタム級王座
- WBCインターナショナルスーパーバンタム級シルバー王座
- BBBofC英国スーパーバンタム級王座
- WBCインターナショナルスーパーバンタム級王座
- EBU欧州スーパーバンタム級王座
- WBOインターナショナルスーパーバンタム級王座
- IBO世界スーパーバンタム級王座
- IBFインターナショナルフェザー級王座
脚注
- ^ “Liam Davies claims English title”. boxingscene.com (2020年11月21日). 2025年3月10日閲覧。
- ^ “Telford boxer Liam Davies toasts title win with burger”. bbc.co.u (2021年10月11日). 2025年3月10日閲覧。
- ^ “Liam Davies defeats Ionut Balus in Telford to win vacant European belt”. bbc.co.u (2022年11月20日). 2025年3月10日閲覧。
- ^ “Liam Davies: European super bantamweight champion targeting world title in Japan”. bbc.com. 2025年3月10日閲覧。
- ^ “井上尚弥に年内挑戦を目指す危険な男が井上のスパーリングパートナーを2回で撃沈”. ヤフーニュース (2024年3月18日). 2025年3月10日閲覧。
- ^ “Razor-sharp Shabaz Masoud upsets Liam Davies in Birmingham”. Boxing Scene. 2025年3月10日閲覧。
- ^ “Shabaz Masoud scores upset split decision win over Liam Davies”. The Ring. 2025年3月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- リアム・デービスの戦績 - BoxRec
- Liam Davies (@liamdavies1) - Instagram
- リアム・デービスのページへのリンク