ラムセス2世のプタハ神殿
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「メンフィス (エジプト)」の記事における「ラムセス2世のプタハ神殿」の解説
プタハ大神殿の南西角に隣接して建設されたこの小さな神殿は、神格化されたラムセス2世と共に3柱の国家神、ホルス、プタハ、アメンに捧げられた。この神殿は、「アメンに愛される者、神、ヘリオポリスの支配者ラムセスのプタハ神殿」として良く知られている。 その遺跡は1942年に考古学者アフマド・バダウィに発見され、1955年にルドルフ・アンテスによって発掘された。この発掘によって塔を完備した宗教的建造物、儀式が捧げられる中庭、柱廊に続く列柱を持つポルティコ、全体が泥煉瓦の壁に囲われた三つの部分からなる聖域が発見された。その最も新しい外装は新王国時代の物である。 神殿は東側の別の宗教建造物に続く舗装路に向かって入口が開かれていた。この考古学的探究によって、都市の南部に実際にメンフィスの主神プタハに対して特に捧げられた多数の宗教建築が存在していることが明らかになった。
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