ラウンドピッツァ(Pizza tonda)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:20 UTC 版)
「ピザ」の記事における「ラウンドピッツァ(Pizza tonda)」の解説
ナポリピッツァに代表される最も一般的に見かける円形のもの。 イタリアでは、専用の窯(かま)が必要なことから普通の料理店では作られず、ピッツェリアで供される。同様に一般家庭で作られることもほとんど無いため、ナポリ風ピッツァの謳い文句として「ナポリのマンマの味」というのは成立しえない(カルツォーネは家庭でも作られることは珍しくない)。 一品でも様々な食材を載せバリエーションも豊かで、栄養バランスがいいことから軽食として夜食に食べられることが多く、同国内ではスローフードとしても親しまれている。 なお、これとは別にイタリア内でも簡便に本格的なピッツァを求める向きもあり、2009年には盛り付け済みの冷凍ものを電子レンジで温めるのではなく、自動で生地を作るところから入り、これにトマトペーストを塗って具をトッピングした上で内蔵されたオーブンで焼くピッツァの自動販売機が設置されたが、これにはイタリア国内で賛否両論を招いている。
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