ライブに関する批評
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 00:06 UTC 版)
「アダプト (サカナクション)」の記事における「ライブに関する批評」の解説
ロッキング・オンの古河晋はライブ前半の演劇などの要素を取り入れた演出について、サカナクションの音楽を今までにない視点から捉えることができ「その芯にある体温に触れられた感触があった」と評した。テレビプロデューサーの佐久間宣行は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0」で武道館公演を映画監督の大根仁と共に観覧した事を話題に挙げ、「コロナ禍でしか出来ない表現を探し、それにファンがついていっている」という点からサカナクションが現代のバンドのトップランナーであると評した。Real Soundの森朋之は「アダプト」プロジェクトが無観客のオンライン・ライブを経てから有観客のアリーナ・ツアーへと移行した流れに触れ、オンラインと生のライブにおける表現の使い分けという課題に対してサカナクションは最適解の一つを示したと評した。SENSAの栗本斉はライブ中盤でインスト曲「DocumentaRy」を演奏した際の演出などについて「コロナ禍において一気に影を潜めてしまったクラブ・カルチャーへのオマージュのようにも感じられる」と評した他、ライブ全体について「先進的なロック・バンドかつポップスターでもあるサカナクションの両面が共存していた」と評価した。元[Alexandros]のメンバーである庄村聡泰は武道館公演の率直な感想を「ヤバい。ヤバ過ぎる。」と表現した。また舞台セットやサウンドシステムなどの演出を一通り評価しつつも、「結局のところ最も良かった点はメンバーによる生の演奏だった」と語った。
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