ヨーロッパ最高賞金のパリ大賞典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/06 02:36 UTC 版)
「ロバートザデヴィル」の記事における「ヨーロッパ最高賞金のパリ大賞典」の解説
ダービーでの敗戦からまもなく、ロバートザデヴィルはフランス遠征を行った。6月6日のパリ大賞典はパリ郊外にあるロンシャン競馬場の3000メートルで行われ、フランスの一流馬とイギリスの一流馬との対戦を実現するために、当時のヨーロッパでは最高額である4000ポンドの優勝賞金を提供していた。 フランス側では、プール・デッセ・デ・プーランを勝ってきたルデストリエ(Le Destrier)を筆頭に、8頭のフランス馬がロバートザデヴィルを迎え撃った。唯一のイギリス馬ロバートザデヴィルは2.5倍の1番人気に支持された。ロシター騎手は先行集団の後ろにつけ、5番手で直線を向いた。そこからスムーズに加速し、前を行く馬を抜き去って、最後は1馬身差をつける楽勝だった。2着にはルデストリエが入った。ロバートザデビルを共有する二人の馬主は、賞金のうち200ポンドをパリの貧困層のために寄付した。
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