ユーティー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 09:03 UTC 版)
「キュー (YMOの曲)」の記事における「ユーティー」の解説
タイトルは「Ultra-Terrestrial」(超地球的存在)の略で、UFO辞典から引用した。その際「E.T.」と「U.T.」どちらにするか検討されたが結局「U.T.」が採用された。「E.T.」は、Extra-Terrestrial(地球外的存在、地球外生命体)の意味で、同名の映画が公開されたのは発売の翌年で、細野は「『U.T』にしておいて良かったですね」と語っている。 録音当初は8ビートであったが、細野がテープエコーのフィードバックをかけ現在の曲となった。Bメロの部分では「テクノポリス」のサビを彷彿させる部分が聞ける。 ピアノはヤマハのアナログ・ディレイE1010とローランドのフランジャーSBF-325でアタックを変え、EVENTIDEのハーモナイザーH949を使って、実際に弾いている倍の高さの音を加えている。 間奏部分で3人の座談会のようなやりとりが行なわれ3人の声にエフェクトがかぶせてある。 後年、海外のニュー・ミュージカル・エクスプレスでは「ハードコアテクノの元祖」と評された。 1993年6月に行われたYMO再生コンサートではセットリストに入っており、パンフレットにも記載があったが、演奏されなかった。理由として『BGM』レコーディングの際に、現在では廃れた規格のデジタルレコーダーを使用しており、マルチ再生不可のためサンプリングができず、演奏を断念したという経緯がある。
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