ユナイテッド・アーティスツ・リリーシング
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ユナイテッド・アーティスツ・リリーシング(英: United Artists Releasing, LLC、略称: UAR)は、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)と、映画プロデューサーのミーガン・エリソンが代表を務めるアンナプルナ・ピクチャーズとの合弁による、アメリカ合衆国の映画配給会社。 2017年3月、MGMとアンナプルナが複数年に渡る共同製作・配給契約を締結し、同年12月、両社共同出資の新会社「ミラー・リリーシング」(Mirror Releasing, LLC)を設立。2018年、北米市場におけるMGMピクチャーズ作品(『デス・ウィッシュ』以降)とアンナプルナ作品(『ホワイト・ボイス』以降)の劇場配給業務はミラー社に委託された。 2019年2月5日、MGMとアンナプルナは、MGM傘下の映画スタジオであるユナイテッド・アーティスツ(UA)の創立100周年記念日当日に合わせ、ミラー社の社名を「ユナイテッド・アーティスツ・リリーシング」(UAR)に変更した。また、2012年公開の『レッド・ドーン』を最後に事実上休眠状態だったUAブランドロゴを、2019年4月公開のアンナプルナ作品『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』から、アップデートされた新たなものに代えて復活した。なお、同作品において配給名義が「ユナイテッド・アーティスツ」になるのは、「MGM/UA」発足前の1982年2月公開の『戦慄!呪われた夜』(日本劇場未公開)以来、37年ぶりである。 UARはその後、オライオン・ピクチャーズ作品(『チャイルド・プレイ』以降)と、MGMが2020年に再興したインディペンデント映画部門のアメリカン・インターナショナル・ピクチャーズ(AIP)作品の劇場配給も担当し、現在に至る。
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