ヤンセン・ファーマスーティカとは? わかりやすく解説

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ヤンセン ファーマ

(ヤンセン・ファーマスーティカ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 17:23 UTC 版)

ヤンセンファーマ株式会社
Janssen Pharmaceutical K.K.
種類 株式会社
本社所在地 日本
101-0065
東京都千代田区西神田3丁目5番2号
設立 1978年4月
業種 医薬品
法人番号 4010001089128
事業内容 医薬品製造・開発
代表者 關口修平(代表取締役社長)
資本金 20億円
売上高
  • 3,031億9,000万円
(2024年12月期)[1]
営業利益
  • 186億8,600万円
(2024年12月期)[1]
経常利益
  • 3,435億9,300万円
(2024年12月期)[1]
純利益
  • 3,203億8,200万円
(2024年12月期)[1]
純資産
  • 3,234億6,600万円
(2024年12月期)[1]
総資産
  • 3,763億2,400万円
(2024年12月期)[1]
従業員数 約2,400名(2021年1月1日現在)
決算期 12月31日
主要株主 ジョンソン・エンド・ジョンソン 100%
外部リンク https://www.janssen.com/japan/
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ヤンセン ファーマ は、ベルギーに本部を置くジョンソン・エンド・ジョンソン医療用医薬品部門。日本法人として「ヤンセンファーマ株式会社」を設立している。

概要

ポール・ヤンセン像。ヤンセン・ファーマの創業者であり、フェンタニルの開発者でもある。

同社の親会社・ヤンセンファーマシューティカ社は1953年、ベルギーポール・ヤンセンオランダ語版が創業、1961年にジョンソン・エンド・ジョンソングループに入り、現在は世界50カ国以上の国で4万人以上の社員が働いている。「患者さんのニーズが十分に満たされていない疾患領域でリーディングカンパニーとなること」を事業戦略の一つの柱にしており、6つの治療領域神経科学感染症腫瘍(がん)免疫疾患英語版心血管代謝系疾患肺高血圧症における新たな製品開発に重点を置いている。

現在の主力製品としては、抗精神病剤のリスパダールと経口抗真菌剤イトリゾールがある。同社の日本での売上高は2008年には1000億円を突破し、2011年には続々と新製品を発売。将来的には日本における製薬会社の売上トップ10入りを目指す方針を打ち出している。ジョンソン・エンド・ジョンソンの世界における売上高は約619億ドル(2009年)。

中枢神経領域においては、バーチャルハルシネーションという、統合失調症幻覚症状を疑似体験できる装置を独自に開発し、精神疾患に対する正しい理解が得られるよう啓蒙活動に力を入れている。

同社の前身が「ヤンセン協和株式会社」であることから、企業文化としては、「日本と欧米企業の良いところを併せ持った企業」というのを謳い文句としている。

同社は、親会社ジョンソン・エンド・ジョンソンの「我が信条(Our Credo)」を基本理念として共有している。これは「企業は顧客、社員、地域社会、株主に対して責任を持たなければならない」という経営哲学であり、グループの企業理念・倫理規定にしている。日本のジョンソン・エンド・ジョンソングループ本社ビルの1階にも大きく掲げられており、ビジネス書でも度々取り上げられている。

沿革

主な製品

真菌
中枢神経
疼痛
免疫
感染症
  • ブリジスタ、プリジスタナイーブ、インテレンス:抗HIV
がん
その他

グループ企業

脚注

関連項目

外部リンク




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