ヤンターリ (人工衛星)とは? わかりやすく解説

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ヤンターリ (人工衛星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/03 16:32 UTC 版)

ヤンターリ: Янта́рь: 琥珀)は、ソビエト連邦およびロシア連邦偵察衛星シリーズ。ゼニット衛星を補助し、最終的にゼニットと置き換えられた。

173機が打ち上げられ、9機が打上げの失敗により失われた。最も新しい機体は2015年6月5日に打ち上げられたコスモス2505号(ヤンターリ‐4K2M「コーバリト-M」)である。打上げにはすべてソユーズUロケットが使用されている。

ヤンターリ衛星は後のドン(オルレーツ-1)ロシア語版レスールスペルソナ衛星の基礎にもなった[1]

なお、コスモス2175号(ヤンターリ-4K2「コーバリト」)は、ソ連崩壊後にロシア連邦が最初に打ち上げた人工衛星だった。

なお、ヤンターリ-4KS1M/ネマンは、リアルタイム伝送機能を持つ。

一覧

シリーズ名 別称 GRAU index 最古 最新 打上げ数 備考
ヤンターリ-1KFT コメータ、シルエート 11F660 1981年2月18日 2005年9月2日 21
ヤンターリ-2K フェーニクス 11F624 1974年5月23日 1983年6月28日 30
ヤンターリ-4K1 オクターン 11F693 1979年4月27日 1983年11月30日 12
ヤンターリ-4K2 コーバリト 11F695 1981年8月21日 2002年2月25日 82
ヤンターリ‐4K2M コーバリト-M 11F695M 2004年9月24日 2010年4月16日 6 現役
ヤンターリ-4KS1 チェリレーン 11F694 1982年12月28日 1990年12月21日 15
ヤンターリ-4KS1M ネーマン 17F117 1991年7月10日 2000年5月3日 9

参考文献

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  1. ^ Johnson, Stephen B. (2006年). “The History and Histography of National Security Space”. NASA. 2011年4月2日閲覧。



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