ヤナギの種類とは? わかりやすく解説

ヤナギの種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 01:50 UTC 版)

ヤナギ」の記事における「ヤナギの種類」の解説

日本ではヤナギといえば街路樹公園シダレヤナギ代表的であるが、生け花では幹がくねったウンリュウヤナギ冬芽から顔を出す花穂銀白色の毛で目立つネコヤナギがよく知られている。といえば一般的にシダレヤナギ細長いものが連想されるが、円形ないし卵円形を持つ種もある。マルバヤナギアカメヤナギ)がその代表で、野生普通に里山にあり、都市部公園にも紛れ込んでいる。 実際には、一般の人々考えるよりヤナギの種類は多く、しかも身近に分布しているものである。やや自然の残った河原であれば、必ず何等かのヤナギ生育し山地高原にも生育する種がある。それらはネコヤナギシダレヤナギとは一見とても異なった姿をしており、結構な大木になるものもある。さらには高山ツンドラでは、地を這うようなより小さヤナギ存在するが、綿毛状の花穂綿毛をもつ種子などの特徴共通している。 ただし、その同定極めて困難である。日本には30種を軽く越えヤナギ属の種がある。これらは全て雌雄異株である。花が春に咲きその後伸びて来るもの、葉と花同時に生じるもの、展後に開花するものがある。同定のためには雄花特徴雌花特徴特徴を知る必要がある。しかも、自然界でも雑種簡単にできるらしいのである

※この「ヤナギの種類」の解説は、「ヤナギ」の解説の一部です。
「ヤナギの種類」を含む「ヤナギ」の記事については、「ヤナギ」の概要を参照ください。

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