モスク本体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 09:26 UTC 版)
「サーマッラーの大モスク」の記事における「モスク本体」の解説
モスクの本体の大きさは縦が240メートル、横が160メートルあり、総面積はおよそ38,000平方キロメートルである。これは世界中のモスクのなかで最も大きい面積である。また、中庭は縦160メートル、横100メートルである。ただし、モスクの内部は完全に崩れ落ちており、現在モスクに残っているのは本体の外壁のみである。 外壁は厚さが2.65メートルで、四隅には塔がある。東西に8個、南北に12個、搭状になっている半円形の張り出し部分があり、16個の入り口がある。 発掘調査によると、モスクの内部には東西両側に4列、北側に3列、ミフラーブがある主礼拝空間である南側には9列の列柱があった。モスクの建設資材は主に焼き煉瓦である。モスクの内部は豪華なモザイクで覆われていたと考えられている。
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