メッセージページと未フォーマットページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 16:01 UTC 版)
「オートネゴシエーション」の記事における「メッセージページと未フォーマットページ」の解説
装置が10BASE-T、100BASE-TX、100BASE-T4のうちどのモードに対応しているかを通知するには、ベースページ(ベースリンクコードワード)だけで十分である。ギガビット・イーサネットの場合、あと2つ別のページが必要となる。両方の装置がネクストページビットを1に設定してベースページを送信した場合、これらのページが送信される。 追加のページには、メッセージページ(message page)と未フォーマットページ(unformatted page)の2種類がある。これらのページは、ベースページと同じ方法でエンコードされた16ビットワードである。最初の11ビットはデータで、最後から2番目のビットはページがメッセージページか未フォーマットページかを示す。各ページの最後のビットは、追加のページがあることを示す。 1000BASE-Tがサポートするモードとマスター・スレーブデータ(2つの装置のどちらがマスターとして動作し、どちらがスレーブとして動作するかを決定するために使用される)は、単一のメッセージページとその後に単一の未フォーマットページを使用して送信される。メッセージページには以下が含まれる。 通信モード(半二重/半二重) 装置がシングルポートかマルチポートか マスター/スレーブが手動で設定されているかどうか マスター/スレーブが手動設定の場合、装置がマスター・スレーブのどちらで設定されているか 未フォーマットページには、マスタースレーブシード値(master-slave seed value)と呼ばれる10ビットワードが含まれている。
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