メジャーリーグにおけるGM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 05:00 UTC 版)
「ゼネラルマネージャー」の記事における「メジャーリーグにおけるGM」の解説
GMはさまざまな会見で積極的にメディアに登場する球団の顔でもあり、球団を統率するカリスマ性、経営感覚、契約更改やトレードにおける交渉力、選手の能力を見極める眼力、種々のデータを分析する統計学的センスなど総合的な能力が求められる。 メジャーリーグのGMは、2つのタイプに大まかに分類できる。1つは選手やスカウトを経験してきた現場組で、もう一方は、選手経験の無い背広組。広報やマーケティングなどで実務経験を積んだ人物で、MBAや弁護士資格を持つものが多い。 メジャーリーグでは、かなり昔から言葉としてあったようで、1962年文藝春秋10月号に中澤不二雄が書いた記事の中に、前にヤンキースが日本にきたとき、当時監督だったステンゲルが、中澤の来期構想を聞いた質問に対して「それは僕にはわからない、総支配人(ジェネラルマネージャー)のワイズに聞いてくれ」と言ったという記述がある。さらに、金を出すのはオーナー、選手を取ったり、チームの構想を作るのはジェネラルマネージャー、実戦の指揮をとりチームを強くするのは監督、との記述もされている(文藝春秋にみるスポーツ昭和史 第二巻 P244、文藝春秋、1988年8月)。
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