メジャーシーンへの広がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 14:13 UTC 版)
「ボカロP」の記事における「メジャーシーンへの広がり」の解説
2008年8月にlivetuneがアルバム『Re:package』をビクターエンタテインメントからリリースし、初音ミクを使用した音楽CDがメジャーレーベルから発売された初めての事例となった。翌年の2009年にはsupercellがソニー・ミュージックからメジャーデビュー、同年にポニーキャニオン傘下のEXIT TUNESからコンピレーションアルバムの展開が開始され、一般の音楽業界への進出が顕著なものとなりはじめた。 2010年代になると、小説家としても活動するボカロPが登場するようになった。じん(自然の敵P)は、自身の発表した楽曲をメディアミックス作品の『カゲロウプロジェクト』として展開している。他にも、mothy_悪ノPやてにをはなどが自身の楽曲を原作とした小説を発表している。 ボカロPの一部には、ハチ(米津玄師)やバルーン(須田景凪)のように、ボカロPとして活動した後、シンガーソングライターとして活動したり、wowakaやn-bunaのように、ロックバンドのメンバーとして活動する場合もある(中にはじんやナユタン星人、和田たけあきのように、ボカロ作曲と楽曲提供、更には歌唱も並行して行うボカロPもいる)。 2018年に米津玄師、2020年、2021年にはAyaseがYOASOBIのメンバーとしてNHK紅白歌合戦に出場した。また2021年には歌い手としても活動するまふまふが出場した。
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