ミールダルスヨークトル氷河とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 地域・地名 > 地形・地勢 > 氷河 > アイスランドの氷河 > ミールダルスヨークトル氷河の意味・解説 

ミールダルスヨークトル‐ひょうが【ミールダルスヨークトル氷河】

読み方:みーるだるすよーくとるひょうが

《Mýrdalsjökull》アイスランド南部にある氷河同国第4の規模をもつ。厚さ200メートル氷河カトラ火山山頂覆い1918年噴火の際に大洪水起こしたことで知られるミールダルス氷河


ミールダルスヨークトル氷河

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/05/11 01:15 UTC 版)

ミールダルスヨークトル

アイスランド内の位置
所在地 アイスランド
座標 北緯63度40分 西経19度06分 / 北緯63.667度 西経19.100度 / 63.667; -19.100座標: 北緯63度40分 西経19度06分 / 北緯63.667度 西経19.100度 / 63.667; -19.100
面積 595km2 (230 sq mi)

ミールダルスヨークトル(氷語: Mýrdalsjökull,発音: [ˈmirtalsˌjœːkʏtl],  listen[ヘルプ/ファイル])とは、アイスランド南部にある氷河。アイスランド語で、ミールとはムーアあるいは湿地を、ダルスとはを、ヨークトルとは氷河を意味する。無理に日本語に訳すと「湿地の谷の氷河」といった意味になる[1]

地理

現地はヴィークの北、ミールダルスヨークトルよりも小さなエイヤフィヤトラヨークトルの東に位置する。 標高は1,493 m (4,898 ft)に達し、1980年代には595 km2 (230 sq mi)の面積を覆っていた。 氷河の頂上は氷帽を成し、カトラ火山の山頂を覆っている。カルデラの径は10 km (6.2 mi)であり、およそ40年から80年ごとに噴火する。 直近の噴火は1918年におこり、火山学者は注意深くモニタリングしている。930年から18回もの噴火が記録された。

エルトギャゥとして知られる噴火割れ目は距離が30 km (19 mi)あり、936年に噴火した。この谷はカトラ火山と同一の火山システムに属しており、世界で一番活発な火山と看做され得る[要出典]周アイスランド国道1号が完成する以前、アイスランドの人々は火山の真正面の高原にあって普段は細い川を、噴火に伴い頻繁に起こる鉄砲水で発生する急な増水に注意しつつ渡河したものだった。

注記すべき災害は、1918年噴火の後に起こった氷河湖決壊洪水である。このラハール性の土石流で押し流されてきた砂礫で、海岸線は5 km (3.1 mi)広がった。

ギャラリー

脚注

  1. ^ 浅井、森田「アイスランド地名小辞典」、1980(帝国書院から販売)

関連項目

外部リンク




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミールダルスヨークトル氷河」の関連用語

ミールダルスヨークトル氷河のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミールダルスヨークトル氷河のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミールダルスヨークトル氷河 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS