ミヤマホツツジとは? わかりやすく解説

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ミヤマホツツジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 08:22 UTC 版)

ミヤマホツツジ
福島県西吾妻山 2016年7月
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: ホツツジ属 Elliottia
: ミヤマホツツジ E. bracteata
学名
Elliottia bracteata (Maxim.) Hook.f. (1876)[1]
シノニム
和名
ミヤマホツツジ(深山穂躑躅)

ミヤマホツツジ(深山穂躑躅、学名: Elliottia bracteata )はツツジ科ホツツジ属落葉小低木

分布と生育環境

北海道本州の中部以北に分布し、亜高山の林縁や高山の岩場などに自生する。

特徴

高さは30 - 50センチメートル (cm) になる。は枝に互生し、葉の形は倒卵形で長さ1 - 5 cm、先端はまるく、縁は全縁。秋は紅葉し、赤色から橙色、しばしば黄色に色づく[6]

花期は7 - 8月で、枝先に総状にまばらに花序をだす。花弁の色はやや赤みを帯びた緑白色で、3枚が反り返って丸まる。雌しべが弓状に象の鼻のように曲がるのが特徴。ホツツジ属ホツツジの雌しべは、長くほぼまっすぐに伸びる。

脚注

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Elliottia bracteata (Maxim.) Hook.f. ミヤマホツツジ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Tripetaleia bracteata Maxim. ミヤマホツツジ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Elliottia bracteata (Maxim.) Hook.f. f. longiracemosa (Nakai) S.W.Brim et P.F.Stevens ミヤマホツツジ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  4. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Cladothamnus bracteatus (Maxim.) T.Yamaz. ミヤマホツツジ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  5. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Botryostege bracteata (Maxim.) Stapf ミヤマホツツジ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月2日閲覧。
  6. ^ 林将之『紅葉ハンドブック』文一総合出版、2008年9月2日、73頁。ISBN 978-4-8299-0187-8 

外部リンク



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