ミクロコスモスと脊尾詰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 22:51 UTC 版)
「ミクロコスモス (将棋)」の記事における「ミクロコスモスと脊尾詰」の解説
脊尾詰(せおつめ)は脊尾昌宏が開発した、最初シェアウェアとして公開され、2017年3月現在はフリーウェアとして公開されているコンピュータ詰将棋解答ソフトである。1997年、脊尾詰でミクロコスモスを解き、同作が余詰が存在しない完全作であるという結論が導かれた。 後に新バージョンの「脊尾弐」「脊尾参」「脊尾四」が公開されたが、アルゴリズムが異なるため、古いバージョンで解けた詰将棋が新しいバージョンでは解けないということもある。「ミクロコスモス」は脊尾詰で解けたが、脊尾弐では解けなかったとされている。脊尾詰はその後いずれのバージョンも入手不可となっていたが、2017年3月に、usi通信プロトコルを用いる将棋用グラフィカルユーザインタフェースに対応した「脊尾詰」が、脊尾が所属するパナソニック将棋部のウェブサイトで無料ダウンロード版として公開された。
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