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マーク・デローサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 01:37 UTC 版)

マーク・デローサ
Mark DeRosa
野球アメリカ合衆国代表 監督
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 アメリカ合衆国ニュージャージー州パセーイク
生年月日 (1975-02-26) 1975年2月26日(50歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 内外野手
プロ入り 1996年 ドラフト7巡目
初出場 1998年9月2日
最終出場 2013年9月29日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国
WBC 2009年

マーク・トーマス・デローサ: Mark Thomas DeRosa1975年2月26日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の元野球選手。右投げ右打ち。ポジションは内野手。現在はアメリカ合衆国代表監督を務めている。

登録ポジションは内野手で、二塁手が本職だが、堅実な守備と複数のポジションをこなす器用さが魅力のユーティリティープレイヤー

経歴

ペンシルベニア大学時代はアメリカンフットボールでも活躍した。1996年のドラフトでアトランタ・ブレーブスから7巡目指名を受け入団。 1998年に同球団でメジャーデビュー。

2004年サード定着が期待されたが、前半戦の打撃不振により、2002年からレフトコンバートされていた主砲チッパー・ジョーンズが、サードに再コンバートされたため、後半戦からは代打守備固めでの起用がメインとなった。

2005年テキサス・レンジャーズへ移籍した。

2006年オフにシカゴ・カブスにFA移籍した。

2007年は完全に二塁手定着かと思われたが、クリフ・フロイドの不振や故障者との兼ね合いもあり、センターピッチャーキャッチャー以外のポジションを守ることも多かった。そんな中、自己最多の149試合に出場し、打率.293・2年連続の2桁本塁打となる10本塁打・72打点・出塁率は自己最多となる.371をマークした。

2008年は、カブスでユーティリティープレイヤーとして二塁で95試合、外野で65試合、三塁で22試合、一塁で1試合、遊撃で1試合に出場。シーズン通じて好調を維持し、得点・二塁打・三塁打・本塁打・打点・盗塁・四球・長打率・塁打数など、多くの部門で自己ベストないし自己ベストタイの成績を記録した。

2008年12月、マイナー3選手とのトレードでクリーブランド・インディアンスに移籍。

しかし、チームが低迷していたため、2009年6月28日にトレードでセントルイス・カージナルスに移籍した。

2011年12月22日、ワシントン・ナショナルズと1年契約を結んだ。

2013年1月22日、トロント・ブルージェイズと1年75万ドルで契約。

2013年11月12日、引退を発表した[1]

2022年8月19日、2023年に開催される、ワールド・ベースボール・クラシックのアメリカ合衆国代表監督に就任することが発表された[2]

2025年4月10日、2026年に開催される、ワールド・ベースボール・クラシックのアメリカ合衆国代表監督を再び務めることが発表された[3]

年度別打撃成績

















































O
P
S
1998 ATL 5 3 3 2 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .333 .333 .333 .667
1999 7 8 8 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 .000 .000 .000 .000
2000 22 15 13 9 4 1 0 0 5 3 0 0 0 0 2 0 0 1 0 .308 .400 .385 .785
2001 66 184 164 27 47 8 0 3 64 20 2 1 1 2 12 6 5 19 3 .287 .350 .390 .740
2002 72 232 212 24 63 9 2 5 91 23 2 3 2 3 12 3 3 24 5 .297 .339 .429 .768
2003 103 288 266 40 70 14 0 6 102 22 1 0 0 1 16 0 5 49 6 .263 .316 .383 .699
2004 118 345 309 33 74 16 0 3 99 31 1 3 4 6 23 3 3 53 6 .239 .293 .320 .614
2005 TEX 66 166 148 26 36 5 0 8 65 20 1 0 0 0 16 0 2 35 5 .243 .325 .439 .764
2006 136 572 520 78 154 40 2 13 237 74 4 4 0 2 44 1 6 102 13 .296 .357 .456 .812
2007 CHC 149 574 502 64 147 28 3 10 211 72 1 2 3 4 58 2 7 93 17 .293 .371 .420 .792
2008 149 593 505 103 144 30 3 21 243 87 6 0 2 8 69 0 9 106 9 .285 .376 .481 .857
2009 CLE 71 314 278 47 75 13 0 13 127 50 1 1 1 3 29 1 3 63 6 .270 .342 .457 .799
STL 68 262 237 31 54 10 1 10 96 28 2 1 1 2 18 0 4 58 5 .228 .291 .405 .696
'09計 139 576 515 78 129 23 1 23 223 78 3 2 2 5 47 1 7 121 11 .250 .319 .433 .752
2010 SF 26 104 93 9 18 3 0 1 24 10 0 2 0 0 9 0 2 16 6 .194 .279 .258 .537
2011 47 97 86 9 24 2 0 0 26 12 1 1 0 1 8 0 2 18 4 .279 .351 .302 .653
2012 WSH 48 101 85 13 16 5 0 0 21 6 1 0 1 1 14 0 0 18 3 .188 .300 .247 .547
2013 TOR 88 236 204 23 48 12 1 7 83 36 0 0 0 3 28 1 1 49 8 .235 .326 .407 .733
通算:16年 1241 4094 3633 538 975 196 12 100 1495 494 23 18 15 36 358 17 52 707 96 .268 .340 .412 .751
  • 2013年度シーズン終了時

脚注

  1. ^ Mark DeRosa retiring after 16 MLB seasons” (英語). CBC Sports. 2013年11月15日閲覧。
  2. ^ DeRosa to manage Team USA at WBC” (英語). TSN. 2022年8月20日閲覧。
  3. ^ 【WBC】米国代表監督にデローサ氏 2大会連続の指揮 前回は決勝で日本に敗れる - MLB : 日刊スポーツ”. nikkansports.com (2025年4月11日). 2025年4月10日閲覧。

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