マリア地蔵 (幸手市)とは? わかりやすく解説

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マリア地蔵 (幸手市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/06 01:20 UTC 版)

マリア地蔵(マリアじぞう)は、埼玉県幸手市大字権現堂に所在する地蔵尊である。

来歴

このマリア地蔵は今日の権現堂集落農業センター敷地内で発見された。「子胎延命地蔵大菩薩」と彫刻され、右手に赤ん坊を抱いている容姿で、マリア観音に類似している。キリストを抱いたマリアに見立てられ、1820年文政3年)に作られている。錫杖の上に十字架が刻まれ、キリスト教のシンボルであるヘビが刻まれ、イエスをカモフラージュしたものである「イメス智言」の文字が刻んであることなどから、江戸時代隠れ切支丹信仰の拠り所とされたと考えられている。一般にはマリア地蔵と称され、1983年昭和58年)3月24日に幸手市指定有形民俗文化財となっている。現在地に移転する以前は大字権現堂229に所在していた[1]

また、このマリア地蔵には「武州葛飾郡幸手領上吉羽村一ツ谷出生俗名鳥海久治良 子胎延命 地蔵大菩薩 文政三庚辰四月吉日 同郡權現堂新田村庵ニ而建之イメス智言」と彫られている[2]

この他、権現堂集落農業センターの敷地には「石鳥居寄附連名誌」、「庚申塔」、地蔵菩薩2体、「落迦石」、「十九夜供養塔」、如意輪観音六地蔵(地蔵菩薩6体)などが所在している[3]

白山大権現

白山大権現(はくさんだいごんげん)は権現堂集落農業センター敷地内に所在しており、「白山大權現」と彫られた記念碑には「白山大権現 幸手市大字権現堂東砂畑174番地 熊野権現社 若宮権現社と合せ権現堂の地名が起こったという 平成十七年七月吉日 建立 氏子一同」という折が彫刻されている[4]

また境内には本殿鳥居手水鉢、「淺間大神」、「食行身録亻狗(にんべんに狗)」、「稲荷大」、「庚申」、「天満宮」、「御嶽神社」、記念碑などの石碑が所在する[5]

所在地

周辺

アクセス

脚注

  1. ^ 『マリア地蔵(現地所在案内板)』幸手市教育委員会設置
  2. ^ 『幸手市文化遺産調査報告書第5集 幸手の石造物V‐権現堂川地区・八代地区①‐(181ページ)』幸手市教育委員会生涯学習課編集、幸手市教育委員会発行、平成21年3月25日
  3. ^ 『幸手市文化遺産調査報告書第5集 幸手の石造物VⅤ‐権現堂川地区・八代地区①‐(178-183ページ)』 幸手市教育委員会生涯学習課 編集 幸手市教育委員会 発行 平成21年3月25日発行
  4. ^ 『幸手市文化遺産調査報告書第5集 幸手の石造物V‐権現堂川地区・八代地区①‐(183ページ)』幸手市教育委員会生涯学習課編集、幸手市教育委員会発行、平成21年3月25日発行
  5. ^ 『幸手市文化遺産調査報告書第5集 幸手の石造物V‐権現堂川地区・八代地区①‐(183-186ページ)』幸手市教育委員会生涯学習課編集、幸手市教育委員会発行、平成21年3月25日発行
  6. ^ 所在地周辺 - Goo地図 ホームページ
  7. ^ 幸手駅-マリア地蔵周辺 - Goo地図 ホームページ

外部リンク

座標: 北緯36度05分00秒 東経139度44分03秒 / 北緯36.08325度 東経139.73414度 / 36.08325; 139.73414




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