マリア・デ・パディーリャ
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マリア・デ・パディーリャ(María de Padilla, 1334年 - 1361年)は、カスティーリャ王ペドロ1世の愛妾。ペドロ1世はマリアを最も愛し、一方で王妃ブランカ・デ・ボルボンを幽閉していたため、マリアが実質的な王妃であった。青池保子の漫画『アルカサル-王城-』の影響もあり、マリア・デ・パデリアの表記も広く用いられる。また、カスティーリャ語では「マリーア・デ・パディージャ」のようにも発音される。
- ^ 『名景世界遺産 水辺編』パイインターナショナル、2014年、73頁。ISBN 978-4-7562-4525-0。
- 1 マリア・デ・パディーリャとは
- 2 マリア・デ・パディーリャの概要
- 3 史跡
マリア・デ・パデリア
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「アルカサル-王城-」の記事における「マリア・デ・パデリア」の解説
ドン・ペドロの妻。元々は王妃マリア付きの侍女だったが、ドン・ペドロの即位後、王母と宰相ダルブルケルケの思惑によりドン・ペドロの愛妾となり、相思相愛であったことがわかる。愛妾ではなく‘王妃’として遇され、最初の王妃ブランシュの病死の後に正式に結婚し、王妃となった。3人の娘と息子の4人の子をもうける。嫡男アルフォンソの出産時は難産だったため、この子がドン・ペドロとの最後の子供となる。ただし、侍医に告げられたドン・ペドロはそのことを自身の胸に収めたため、マリア自身は知らないままである。アルフォンソと共に"黒死病"で亡くなった。
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