マイクル・ディブディンとは? わかりやすく解説

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マイクル・ディブディン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/24 01:22 UTC 版)

マイクル・ディブディン(Michael Dibdin、1947年3月21日 - 2007年3月30日)は、イギリス推理作家

イタリア内務省刑事警察の「アウレーリオ・ゼン(Aurelio Zen)警視」シリーズ(全11冊)で知られる。

略歴

イングランドウェスト・ミッドランズ州スタッフォードシャーウルヴァーハンプトン生まれ。父親は物理学者

7歳から北アイルランドリズバーンで育ち、Friends' School Lisburnに通う。サセックス大学卒業。カナダアルバータ大学で英文学修士号を取得。

1978年に最初の小説『シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック』(The Last Sherlock Holmes Story)を出版した後、イタリアに4年間住み、ペルージャ の大学で教鞭を執った [1]

3度結婚しており、3度目の妻は推理作家のK・K・ベック。

最終的にアメリカのシアトルに定住。短期の闘病ののち、2007年3月30日に60歳で死去。

作品

長編

「アウレーリオ・ゼン警視」シリーズ

  1. 『ラット・キング』(Ratking (1988)、真野明裕訳、新潮文庫) 1992.12 - 1988年 CWAゴールド・ダガー賞受賞
  2. 『血と影』(Vendetta (1990)、高儀進訳、ミステリアス・プレス文庫) 1993.7
  3. 『陰謀と死』(Cabal (1992)、高儀進訳、ミステリアス・プレス文庫) 1994.3
  4. 『水都に消ゆ』(Dead Lagoon (1994)、高儀進訳、ミステリアス・プレス文庫) 1995.5
  5. Cosi Fan Tutti (1996)
  6. A Long Finish (1998) - 1998年 CWAゴールド・ダガー賞受賞
  7. Blood Rain (1999)
  8. And Then You Die (2002)
  9. Medusa (2003)
  10. Back to Bologna (2005)
  11. End Games (2007)

短編

ノンフィクション他

  • 病理学のレッスン」((Report) The Pathology Lesson、高儀進訳、ミステリマガジン 1995/1 No.465)
  • 「ヒル、ディブデイン創作の秘密を語る」(レジナルド・ヒルによるインタヴュー、ミステリマガジン 1995/1 No.465)

出典

  1. ^ 『シャーロック・ホームズ対切り裂きジャック』(日暮雅通訳、河出文庫) 2003、作者紹介

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