ポール・ケーラスの『カルマ』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 09:03 UTC 版)
「蜘蛛の糸」の記事における「ポール・ケーラスの『カルマ』」の解説
ドイツ生まれのアメリカ作家で宗教研究者のポール・ケーラス(en:Paul Carus)(1852-1919)が1894年に書いた『Karma :A Story of Buddhist Ethics』(以下、『カルマ』と略)の原書には以下の8編の仏教説話が収録されているが、『蜘蛛の糸』の材源となった「The Spider-Web」はケーラスの創作である。 『カルマ』には次の8編が載っている。日本語題は、鈴木大拙による『因果の小車』における訳である。 Devala's Rice-Cart :提婆邏(デーワラ)の米車 The Jeweller's Purse Business in Benares :婆羅奈市(バーラーナシー)の取引 Among the Robbers :山賊仲間 The Spider-Web :蜘蛛の糸 The Conversion of the Robber Chief The Converted Robber's Tomb The Bequest of a Good Karma :善根の應報
※この「ポール・ケーラスの『カルマ』」の解説は、「蜘蛛の糸」の解説の一部です。
「ポール・ケーラスの『カルマ』」を含む「蜘蛛の糸」の記事については、「蜘蛛の糸」の概要を参照ください。
- ポール・ケーラスの『カルマ』のページへのリンク