ポンピドゥーの采配
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/04 09:38 UTC 版)
「エルフ・アキテーヌ」の記事における「ポンピドゥーの采配」の解説
1970年、富裕層の利権であるアンタールをERAPが支配する形をとるため、以下の事業再編がなされた。 ウォルムズ銀行の産業部門Société française de transports pétroliers に政府が30%参加。 ERAPがペシェルボンに参加。ペシェルボンは200家族の利権だった。 これまでペシェルボンが元々ソカンタール(アンタールの持株会社)を支配していた。そこへ政府、ERAP、フランス石油(トタル本流)、シェブロン、テキサコが一斉にソカンタールへ参加。 ただし、フランス石油はペシェルボンやウォルムズのSFTP などの株式を一定数手放す。 1973年、ERAPが直属の子会社としてサノフィを設置した。サノフィは製薬分野における投資持株会社となった。 1976年、ERAP は Antar Pétroles de l'Atlantique と合併、Société Nationale Elf Aquitaine (SNEA) となった。 SNEAは後にエルフ・アキテーヌ (Elf Aquitaine) と改名した。イラン革命のとき、エルフ・アキテーヌはイラン石油会社(National Iranian Oil Company)に対して、サソル(Sasol)の保有高52.5%には及ばないとしても主要株主であった。
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